富士通は27日、SIMロックの掛かっていない「SIMフリー」スマートフォンの最新モデル「arrows M02」を29日より家電量販店やMVNO各社から販売開始すると発表した。同社はarrows M02自体の発表はすでに先日行っており、ケイ・オプティコムの格安SIM/スマホサービス「mineo」が取扱うことなどは明らかにしていた。
arrows M02 |
今回の発表ではそれ以外の取扱い店・企業などが明かされている。
家電量販店は6社で、コジマ、ソフマップ、ビックカメラ、ピーシーデポコーポレーション、ヤマダ電機、ヨドバシカメラがarrows M02を取扱う。
一方、MVNOについてはインターネットイニシアティブ(IIJ)、DMM.com、ビッグローブ、ケイ・オプティコム、ニフティが取扱うことになる。サービス名で言えば、IIJはIIJmio、DMM.comはDMM mobile、ビッグローブはBIGLOBE LTE・3G、ケイ・オプティコムはmineo、ニフティはNifMoだ。
これらの企業のうち10月29日に発売するのはヨドバシカメラ、ビッグローブ、ニフティで、ケイ・オプティコムは11月19日の予定となっている。
arrows M02は約5インチの有機ELディスプレイを搭載するスマートフォンで、解像度はHD、OSはAndroid 5.1となっている。おサイフケータイへの対応、防水・防塵仕様のほか、米国国防総省の調達基準であるMIL規格の14項目の試験をクリアするタフネスさも特徴だ。
mineoではNTTドコモとau、どちらのプランにも対応するほか、au VoLTEの利用も可能となっている。