キヤノンITソリューションズ（以下キヤノンITS）は8月10日、ケイ・オプティコムが運営するクラウドサービスに、メールの情報漏洩対策ソリューション「GUARDIANWALL」を提供することを発表した。これに伴い、キヤノンITSは「GUARDIANWALL」を活用したサービスを開発、販売するサービス事業者向けに、8月下旬から技術支援を展開していく。

キヤノンITSが開発、販売する「GUARDIANWALL」は、メールフィルタリングや誤送信対策、メール監査などの機能でメールからの情報漏洩を防ぐセキュリティシステム。

ケイ・オプティコムは、関西地域を中心に回線提供やデータセンター事業を展開する総合通信事業者でで、通信事業者の強みである回線接続性を生かし、法人向けクラウドサービスで自由にアプリケーションを組み合わせられる「ユーティリティクラウド」を2015年10月より提供している。

ケイ・オプティコムは「ユーティリティクラウド」のラインアップを強化するため、メールの情報漏洩対策メニューとして「Mailフィルタリング」サービスを8月1日から追加し、そのエンジンにキヤノンITSの「GUARDIANWALL」を採用した。